top of page

20240924 イチエフ視察

  • 執筆者の写真: tsutomuhirayama
    tsutomuhirayama
  • 2024年10月3日
  • 読了時間: 1分

20240924 イチエフ視察


 日は議会原子力発電所等に関する特別委員会による、イチエフの視察でした。自分はこれまで10回くらいはイチエフ視察にいっていて、進捗の遅さに退屈して行かなくなってから約五年。さすがに今回は五年前とはだいぶ進んだ様子が見られました。まず、委員会としての視察ということで、東電関係者同席の元、新事務本館で委員会が開かれ、説明を受けてから出発。五年前と大きく違うのは


1)2021年2月に3号機の使用済み燃料棒の取り出し完了

2)処理水の海洋放出

3)燃料デブリの取り出し試験開始

4)視察ルートが確立されていて、展望デッキができていた

5)悲壮感が薄くなってきた


といったっところで、特に最近大きくニュースになってるデブリの件には委員会でも厳しい注文がつけられました。でも、建屋の外壁には当時の傷跡がそのままの部分が多く、作業をとりまく環境の厳しさが伺えます。アルプスをはじめとする各種施設、たくさんの処理水保管タンク、そして原子炉建屋、これからも何十年と付き合っていかなければならない廃炉への道は、まだまだ厳しく、遠く、果てしないものだとあらためて実感。廃炉のその先には何がまってるのだろうか….。

 
 
平山 勉
​福島県双葉郡富岡町

富岡はこのままでいいのだろうか?
​常々、そう思ってました。

© 2024 tsutomuhirayama.com

nomadic1999@gmail.com

  • Instagram
  • Facebook
  • Twitter
bottom of page