20240619-20 富岡町議会6月定例会2/2 一般質問
- tsutomuhirayama
- 2024年7月9日
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では6月定例会での一般質問はこんな感じでした(長いのでだいぶ割愛、要約してます)
『富岡駅前の環境整備について』
平山
「富岡駅前の整備はだいぶ遅れているが、町として今後どういう考え、方向性があるのか。」
町長
「町は平成31年3月に策定した「富岡駅前にぎわいづくりアクションプラン」において、「駅前街区及び周辺の整備、事業再開の促進」「新規事業者進出への支援」「イベント等によるにぎわいづうりなどの取組」により、駅前の空間づくりと、交流・にぎわい創出を目指すこととしており、富岡駅前の保留地を購入し、事業者への貸出しを行う商業区画と、複合交流施設用地及び駐車場兼イベントスペースを準備した。
このうち商業区画につい ては、令和4年1月から随時利用者の募集を受け付けているところであり、複合交流施設については、コロナ禍において人流が抑制されたことに伴い、施設規模の再検討と財源の再調整が必要であることから、今後、一層慎重な検討が不可欠な状況である。(仕切り直し?なんやかんや言ってつまり今現在は全て止まってると....)
企画課長
富岡駅前にぎわいづくり検討委員会につきましては、平成30年2月に設立、令和3年8月までに合計で10回開催をされております。(つまり今現在は全て止まってると,,,)
検討委員会につきましては、今年度、予算もとってございますので、再開して参りたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。」
平山
募集する、企画する、始まった、止まってる、今までの富岡町、どうしても発信下手っていうところが他の町村に比べて目立つので、発信の方法1つで参入してくる事業者が増える、減る、町民も現状を理解すると思いますので、その辺、留意しながら、頑張って欲しいと思います。駅前の人たちは見捨てられてると思ってますよ。
『夜の森地区の景観保全について』
平山
夜の森地区の景観を保全するために、これからのまちづくりの一環として、歴史的、或いは観光地における景観規制を参考とした建築物の高さとデザイン、野外広告物などの景観ガイドラインや景観計画を作って条例化してはどうか。
町長
町の重要な観光資源であり財産でもある夜の森地区の景観を保全することは、今後まちづくりを進める上で、極めて重要な課題であると認識している。
「福島県景観条例」及び「福島県屋外広告物条例」の遵守と、加えて町独自の計画においては、「用途地域」の設定や、桜地区の「地区計画」がある。新たな規制等については、復興の進捗に合わせて慎重に検討したい。
平山
県が施行する景観条例と、あと市町村が施行する景観条例が全国で大体600ぐらいあって、歴史的な景観が残ってる町村とか、自然が豊かな町村とかでっていうところがやっぱ多いが、県の条例下にあるだけじゃなくて、富岡町独自にそういうものがあったほうがインパクトが強いのではないか。 双葉郡でまだ施行してるところはないし。
富岡町、夜の森の桜をどんだけ大事にしているのか、どれだけ誇りに思っているのかというところを世間にアピールする。或いは50年後のまちづくり、景観づくりを目指すっていうところとして自分は話してるんですけれども、未来に残す景観保全を我々の世代のときに決めてしまえば、建物がほぼない今だからできることでもあると思ってる。」
『子育て支援』
平山
当面この地域には小児科や婦人科ができることが見込めないことから、妊産婦の通院補助や町内の医療施設での妊婦健診のサポートを検討することはできないか。
町長
ご質問の通院補助については、導入している市町村を参考に、本町においても検討したいと考える。
現在は国保加入の方を対象に、妊婦16週目以降にかかる歯科を含めた医療費の無償化を実施。この制度は郡内では本町のみ。
かかりつけの定期受診以外の場面では、妊婦34週目に町保健士が各家庭を訪問し、体調面の確認のほか、出産に向けたアドバイスなどをおこなっている。
出産後、医療機関における産後ケアの利用要件を緩和する方向で見直しを行うとともに、利用可能な医療機関の拡大も行なった。今後も情報収集につとめ、サポート体制の向上につとめる。
平山
安心して子育てできる環境を整備するため、市町村が実施する事業として認められている病児保育、病後児保育の導入を検討できないか。
この事業には国の補助が出る。市町村が実施する事業として認められ、3分の1が国、3分の1が県で町の負担は3分の1。
町長
病児、病後児保育の実施に当たっては、様々な条件と、運営上での課題もあることから、現在ある病児保育事業所の多くは、医療機関によって運営がなされている。
近隣では南相馬市の医療機関がこの6月に相双地区で初めて開所予定であり、いわき市においては8箇所あることを把握しており、徐々に対応可能な事業所がふえてきているといった状況。
本町としても、事業実施をめざし、郡医師会や関係期間などに働きかけを行なっていく考えであり、議員のご理解をお願いしたい。
福祉課長
病児病後児保育につきましては、ご質問の通り、国、県からの補助があり、予算上、財政上は執行可能というふうに考えている。
課題としては、人の問題で、看護士、医師。それから入室前受診というものがあり、そのあたりがネックと考えているところ。
万が一、病児保育中に体調に異変があった場合に、緊急として診ていただける、そういった道筋も作っておかなくてはならないという部分もあるので、様々ハードルはあるが、前向きに実現に向けて、検討、調整などしていきたいと考えている。
平山
参考になるかどうかわからないが、大熊町は今年の4月から看護師さんが常駐するようになった。
実際そこにどれくらいの予算を割けるのかというのは、富岡町が子供のため、未来のためにどれだけ力を入れているのかというポイントの1つなのではないか。
親子のためであり、ただでさえ人手不足の地域で親が働く会社のためでもあり、全ては一つに繋がっている。そういう身近な問題でもあるということを理解していただいて、皆さんで協議する場ができていければいいなと思ってる。
以上、見る人が見たらトンチンカンな内容かもしれないけど、一般質問で終わりじゃなくて、今後の推移を見守り、できることから手をつけていきたい。