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 震災後、様々な活動を続けるうちに、その数は自らも数えきれなくなった。主なものは下記のとおり。
富岡町商工会理事/富岡町観光協会理事/相双ボランティア代表汗かき役/双葉郡未来会議代表理事/富岡インサイド主催、ふるさと生産組合組合員、富岡町桜まつり実行委員/えびす講市実行委員/富岡夏祭り実行委員/富岡駅前にぎわいフェス実行委員、双葉郡学校共同本部、とみおかアーカイブミュージアム協議会、大熊未来塾理事、など

​ 以下、自ら立ち上げた主なものをピックアップ!
富岡インサイド
『富岡インサイド』
​震災により、富岡町役場は川内→郡山に拠点を移し、町の情報や、支援情報など、しばらくままならない状態が続き、避難先でもなかなか役に立つ情報が発信できていなかった。そこに剛を煮やし、2011年10月、数人の協力のもと、独力で富岡町の情報発信サイトを開始。県内外での支援情報、写真や動画での町内の現状など、自ら取材しながら富岡町に関する様々な情報を集約・発信し続けた。
2022年4月、今や誰でも富岡に入れて、情報発信もできる状態となり、富岡インサイドは11年間の役目を終えて、更新をストップ。サイトはそのまま残してあります。
​富岡インサイドの意味は、「我が心の中の富岡」という意味です。
双葉郡未来会議
『双葉郡未来会議』
 2013年いわきで立ち上がった未来会議に、当初から参加していた平山は、双葉郡に特化したスピンオフを作りたいという思いで、双葉郡未来会議の構想を練り、バラバラに避難してしまった双葉郡住民の新たなコミュニティ作り、情報共有と発信を目的として、2015年7月、当時民間としては画期的な双葉8町村の住民が集まって双葉郡未来会議を設立(後に一般社団法人化)。数々のシンポジウムでの情報発信と共有、飲ミーティングと題した懇親会を続け、徐々に双葉郡の新しいコミュニティを広げてきた。また、自由に立ち入れない頃から、双葉郡現地の画像や動画などをアーカイブし、避難指示解除などの節目では、自ら取材、撮影をしてきた。
2022年3月、その活動が認められ、復興庁の「新しい東北」復興・創生の星として顕彰を受ける。
2018年には復興庁コーディネータ事業の支援を受け、富岡町に「ふたばいんふぉ」を開館、運営にあたる。
ふたばいんふぉ2
ふたばいんふぉ
『ふたばいんふぉ』
 2018年、平山の会社が所有する建物の一角に、双葉郡未来会議として運営する、双葉郡の情報発信センター「ふたばいんふぉ」を開館。双葉郡の現状を発信するとともに、地域のガイド、ガイダンス、講話など、そしてコミュニティの核となる場所として、学びとつながりのプラットフォームの役割を果たしてきた。
2022年2月、その活動が認められ、国交省認定の震災伝承施設第3分類に認定される。県内の民間では初。
​毎年発行する冊子「ふたばいんふぉ◯◯年」は、公務員や企業、各種学校の研修などでも使われ、双葉郡のバイブルとして、年の発行部数は20000冊を超える。
2024年3月いっぱいをもってその役目を終え、閉館。
相双ボランティア
相双ボランティア2
『相双ボランティア』
 震災直後から、家財の運び出しや家の掃除片付けなどを継続してきた平山は、その活動を周知してもらい、より多くの人の役に立てるように、有志とともに2013年末「相双ボランティア」として団体化。当時双葉郡は避難区域だったため、現地でお手伝いするボランティア団体はなく、途方に暮れる住民の一助になればとの思いだった。一時帰宅の手伝い、送迎、掃除片付けゴミ出し、家財の運び出し、草刈り、樹木の伐採など、帰還困難区域でも活動を続け、約10年で延べ700回を超える双葉郡内での活動となった。最近はお休み中。
富岡は負けん
NTTライブカメラ
『富岡は負けん!』
 2011年8月9日、まだ震災からの先の見通しが立たない警戒区域時代、富岡町の中央に位置する月の下交差点の歩道橋に、この横断幕は掲げられました。当時福島県にに数カ所あったNTT東日本のライブカメラ『ふくしまの窓から』で、ネット上では基本的に24時間365日映しだされるこの場所に、平山が町民と世界に向けて発信した言葉がこの「富岡は負けん!」でした。それは震災に負けない!という意思表示であるとともに、全国に避難した富岡町民にむけて、今の状況に負けないで生き抜いて欲しい、この地を必ず復活させる!というメッセージでした。警戒区域に突如として現れたこの横断幕は、平山の当初の思いを超えて、一時帰宅する他町村の住民や、原発作業員から東電社員まで、この地を通る様々な人たちの心を鼓舞し、先の見えないこの地域に一筋の勇気を与えることになった。2012年4月、爆弾低気圧が来襲し、初代横断幕はボロボロになったため、二代目『富岡は負けん!』が誕生。二代目はそれから2017年4月1日の富岡町の避難指示一部解除の前日まで月の下交差点の歩道橋に掲げられた。現在、初代はとみおかアーカイブミュージアム、二代目は福島県立博物館に寄贈。
CM大賞2
CM大賞
『映像制作』
 インディーズレーベルの頃からの映像制作経験を活かして、双葉郡内で数多くの映像記録をアーカイブしてきた中で、町に貢献できたものの一つは、KFB福島放送「ふくしまふるさとCM大賞」への出品。15秒で町をPRする動画で、出品5回中、大賞二回、県知事賞一回の伝説を作った。
令和元年 『とみおか いってくる!』最優秀賞
令和3年   『とみおかわっしょい!』県知事賞
令和5年   『もっともっともっ富岡』最優秀賞 
(映像:及川裕喜、音楽:平山勉)
平山 勉
​福島県双葉郡富岡町

富岡はこのままでいいのだろうか?
​常々、そう思ってました。

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